こんにちは!さくら優和二木塾 事務局の前田です(‘◇’)ゞ
今回の講義内容は、「財務の基本」「事業承継対策」「資金繰り」「相続」についてのお話し。
財務や事業承継、相続についてじっくり考える。中小企業で経営をされている方の多くは、経営+現場の二刀流で活躍されていますよね。避けては通れない道だと分かっていながらも、目の前にある現場のことを考えると、日々の業務の中でこの時間を設けるのってなかなか難しいですよね…
ですが、必ず財務を知っていることで得られるメリット、そして、事業承継や相続について早くから考えることが、円滑な事業承継、相続に繋がります!
※本レポートでは、第3講 財務基礎力をつける(財務の基本)についての一部をレポートとして掲載しています。
第3講 財務基礎力をつける(財務の基本)
- 決算書とは?
- 会社の「儲け」の仕組みを理解する
- 会社の財産状況で未来が分かる
- 財務を理解して事業を磨く
第4講 事業承継対策①/資金繰り
- よその会社は承継進んでいる?
- 誰に、何を残すのか
- 黒字でも倒産するの?
- 金融機関の見る景色
- 法定相続人とは
- 遺留分とは
財務とは、「お金にまつわること全般」のこと。家庭の場合、食べ物や日用品を購入したり、会社であれば、製造部品の購入や人を雇用するためには、お金が必要ですよね。
「先立つものは金」ということわざがあるように、家庭も会社もお金があって初めて生活や事業をすることが出来ます。
では、そのお金を何のために、どのくらい、どこに使っているのか、使うのか。下記1(空欄:現在の状態)2(空欄:これから何をすべきか)に記載しているように、過去・現在の行動の結果(=財務諸表)を知ることで、未来の行動を選択すること(=明日からの財務諸表を創る)が出来るんです。
そんなこと本当に出来るの…?
決算書(=財務諸表)を見ても、そんな風には思えなかったけどな…。
実は、財務諸表は1つではありません。貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書など、それぞれの財務諸表に記載されている数字や言葉には、役割と見方があります。
おそらく、財務に苦手意識を持ってしまう方が多いのは、その役割や見方を知る前に、その数字や言葉を見てしまっているのではないでしょうか。
例えば、「資産(資金の使いみち)」「負債・純資産(資金の調達手段)」が分かる、貸借対照表。
恐らく、売上高や売上総利益等が分かる「損益計算書」を見たことのある方は多いかと思いますが、売掛金や土地、借入金、資本金等が分かる「貸借対照表」はどうでしょうか?
先にお伝えしたように、生活や事業の始まりはお金です。そのお金をどのくらい調達(負債・純資産)して、どこに使われているのか(資産)。その情報が数字となって記載されているのは、貸借対照表です。
売上高を上げて売上総利益を出し、経費を抑えて当期純利益を出す、事業を継続していく上で、もちろん必要な考え方ですよね。ですが、事業の始まりである、調達したお金(負債・純資産)、そのお金をどのように使っているのか(資産)も、過去・現在の行動の結果を知ることで、未来の行動を選択することが出来るわけですから、損益計算書と同様に知っておくことが必要です。
セミナー終了後のアンケートには、自社の決算書を見たい、分析をしてみたいという声を多数頂きました。難しい→好奇心に変わった今、是非財務に触れる頻度を増やして、好奇心→慣れに変えられるようになって頂けたら嬉しいです。
次回は、硫黄谷温泉霧島ホテル(https://www.kirishima-hotel.jp/)での研修合宿です。温泉や食事、景色も楽しみながら、いつもと違う場所で有意義な時間を過ごせますように(*^^*)
【次回開催予定】
第5講 経営数字力を高める 経営環境・自社分析
- お金のブロックパズル
- キャッシュフロー着眼点モデル(GW ※グループワーク)
- 経営環境/自社分析/SWOT分析
- フリーディスカッション
第6講 戦略構築力をつける GW
- クロスSWOT分析 GW
- ビジネスモデルキャンパス GW
- 経営戦略立案演習 GW / 経営課題の優先付け
- グループ発表