【民事信託(家族信託)セミナー R5.4.21】

4月21日(金)鹿児島中央ビルディングにて「民事信託(家族信託)セミナー」を開催致しました。講師は、弊社 常務取締役 南 弘規(みなみ ひろき)。テーマは「事業承継・資産承継に使える民事信託(家族信託)」、信託の基本から事例紹介までをお話し致しました。

セミナー内容

Ⅰ. 信託とは

Ⅱ. 民事信託の基本類型

Ⅲ. 民事信託の課税関係

Ⅳ. 信託可能な財産の種類

Ⅴ. 事例紹介

Ⅵ. その他民事信託の活用例

Ⅶ. 受益者連続型信託の活用例

Ⅰ. 信託とは

世間では「家族信託」という表現が多く出回っていますが、「家族信託」と「民事信託」は同義語で、正式名称は「民事信託」と言います。「家族信託」と聞くと個人間しか活用出来ないような印象を持たれるかもしれませんが、民事信託は「個人・企業・ペットまで」活用することが出来ます。

“信託”とは、自分の大切な財産(想い)を、信頼出来る人に託し(信じて託す)、自分が決めた目的に従って、大切な人、自分、社会のために、運用・管理してもらう制度のことです。信託の重要なポイントは「権利」と「義務」の2つに分けることが出来るということ。信託を身近なもので例えると、”権利”は収益分配等を受ける「メロン」。”義務”は収益分配のために信託財産を所有して管理等をする「メロンの箱」のことを指します(上図参照)。

Ⅱ. 民事信託の基本類型

民事信託の基本的な類型は、下図の4つです。

Ⅴ. 事例紹介

民事信託の事例紹介では、①認知症対策信託、②議決権集約信託、③黄金株代用信託、④不動産受益権移転信託の4つをご紹介致しました。民事信託以外の方法を利用した際と、民事信託を利用した際を比較しながら、メリット・課税関係についてお伝え致しました。

内閣府「平成29年度版高齢社会白書https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2017/html/gaiyou/s1_2_3.html」によりますと、2025年には5.4人に1人が認知症になるとの予測データもあります。特に①の需要は益々増加していくことが考えられます。

皆様に回答頂いたアンケートを拝見致しましたところ、ご自身、会社、お客様への活用を目的として、民事信託を検討しているという方に多数ご参加頂きました。民事信託の活用をお考えの際は、是非、弊社までご質問・ご相談頂ければと思います。


セミナーにご参加頂きました皆様、誠にありがとう御座いました。

6月は「事業承継・M&Aセミナー」「脱☆ドンブリ経営!実践法セミナー」、7月より

「次世代経営者セミナー さくら優和二木塾 第5期」を開催致します。

詳細は、下記URLよりご確認下さい。

ご質問等御座いましたら、お気軽に弊社まで(TEL:099-203-0130)ご連絡下さいませ。


事業承継・M&Aセミナー▷http://chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://sakura-consultant.com/wp-content/uploads/2023/02/6cb76814a4befd499ce5f1bb1ca57da2.pdf

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二木塾電子パンフレット▷https://saas.actibookone.com/content/detail?param=eyJjb250ZW50TnVtIjoyODg1NTV9&pNo=1

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