6月8日(木)鹿児島中央ビルディングにて「脱☆ドンブリ経営!実践法セミナー(二木塾プレセミナー)」を開催致しました。講師は、弊社 取締役副社長(二木塾 塾長)二木 宏造(ふたき こうぞう)。経営理念・ビジョン・お金のブロックパズル、経営戦略作成法等についてお話し致しました。
セミナー内容
Ⅰ. 経営理念・ビジョンを描く(行き先)
Ⅱ. 会社のお金の流れを、たった1枚の図で把握する(現在位置)
Ⅲ. 利益を倍増させる、経営戦略作成法(行き方)
Ⅱ. 会社のお金の流れを、たった1枚の図で把握する(現在位置)
みなさんは「お金のブロックパズル」をご存じでしょうか?
「お金のブロックパズル」とは、
西順一郎氏(https://ris.kuas.kagoshima-u.ac.jp/html/100004901_ja.html)が考案した “STRAC表” を元に、和仁達也氏(https://wani-mc.com/)が、会社のお金の流れの全体図を示すために考案したものです。
上記の図。これが「お金のブロックパズル」です。お金のブロックパズルは、売上、変動費、粗利、固定費、人件費、その他、利益の7つの箱で構成されています。
では、あなたがある会社の社長だったら、どのブロックを一番重要だと考えるでしょうか?おそらく「利益」と答える方が多いのではないでしょうか?つぎに、あなたが会社の社員だったら、どのブロックが一番重要だと考えますか?こちらはおそらく「人件費」と答える方が大半だと思います。
つまり、2つの質問から分かるように、 社長と社員では同じブロックパズルを見ていても、重要だと考えるブロックが違うのです。では、利益(社長の考え)と人件費(社員の考え)を両方、向上させる(考えや目標を実現させる)ことは出来ないのでしょうか。向上させるためには何が重要なのでしょうか。
それは、利益と人件費のブロックパズルの出所である「粗利」を向上させること。そして、粗利を向上させるためには「売上」だけではなく「粗利率」「労働分配率」を重視した計画を立てることが重要です。
また、利益10はそのまま繰越金となるわけではありません。下記図のように、利益から税金が差し引かれ、場合によっては、減価償却費の繰戻しをしたり、金融機関への返済、設備投資を行うこともあります。そのため、下記図の場合は利益10のうち1が繰越金となったというわけです。
セミナーでは、実際に「お金のブロックパズル」を用いて「Q1. 売上高が110に上がると、人件費、利益はどう変化するのか?」「Q2. 利益を3割増加させるにはどうすればいいのか?」といった、シミュレーションワークを行いました。是非「お金のブロックパズル」を活用し、数字をどのように捉えるのか、どのような戦略が必要なのか、社員さんと一緒に考えて頂きたいです。
セミナーにご参加頂きました皆様、誠にありがとう御座いました。
6月16日(金)は「事業承継・M&Aセミナー」、
7月より「次世代経営者セミナー さくら優和二木塾 第5期」を開催致します。
是非、詳細を下記URLよりご確認下さい。
ご質問等御座いましたら、お気軽に弊社まで(TEL:099-203-0130)ご連絡下さいませ。
▼ 次世代経営者セミナー さくら優和二木塾とは?
▼ 二木塾電子パンフレット https://saas.actibookone.com/content/detail?param=eyJjb250ZW50TnVtIjoyODg1NTV9&pNo=1
▼ 二木塾の様子(YouTubeショート動画) https://www.youtube.com/shorts/rOa0x7i6XYk https://www.youtube.com/shorts/jA1KvDB6FB8
▼ 明快マネジメント研究所 https://k-futaki.com/